今回はふぉれすと鉱山で、木工プログラムの企画・運営を行っている『ひげ工房チーム』『木も知チーム』の皆さんと、木を使ったバターナイフ作りに挑戦しようという企画でした。
バターナイフ作りの素材として用意してくれていたのは、桜の木の赤と白。長く使う為にはある程度硬さのある木の方が見栄えや艶の仕上がりがいいとのこと。
見本を見て自分が作りたい形や色、個数を考えて木を選びました。
作業工程
・選んだ木にバターナイフの形を鉛筆で書く
見本の形をなぞる 又は 自由にデザインする
・糸ノコを使って線に沿って切り出す
・カッターナイフを使って削り厚みや形を整える
・紙やすりと棒やすりを使って滑らかにする
・アマニ油を塗る
・焼きペンで名前や好きな模様などを書く
木に形を書くときは気持ち大きめに書くといい。小さく作ってしまうと修正がきかない。
これを意識しながら選んだ木に形を書いていきました。
電動糸ノコを使う時の注意点
・線に沿って自分に向かって切っていく
・押しながら切っていく
*中心がずれると真っ直ぐ行かないし刃に負担が掛かり刃が折れる原因になる
木を削る
・木の目には順目と逆目がある
逆目に沿って削るとナイフが食い込んでしまうので、その場合は反対にひっくり返して削るといい
木の厚みを整えながら削っていく作業はとても大変で、作業してみての感想は筋力・忍耐力・根気・木と仲良くなることが大切だと思うとのことでした。
残念ながら全員が完成とまでは至りませんでしたが、話をしながら作るのは楽しい時間でした。
また、木によっては2本作ることが出来たのですが時間内で作るには1本がギリギリ。
2本目は切り出し後の作業を講師の方が手伝ってくれたので、早く綺麗な仕上がりにとても喜んでいました。
最後に木のカトラリーを使う上での大切なことを教えてもらい本日の活動は終了となりました。
●木のカトラリーのお手入れ
・使い終わったら布や柔らかいスポンジですぐに洗う
・水で十分にすすぎ、表面の水気をしっかり拭く
・乾いた布の上にのせて乾燥させる
・乾いた後で毛羽たちが気になる場合は再度油を塗る
ふぉれすと鉱山のイベントがある時は両チームによる木工プログラムが企画されていることがあります。
今回参加出来なかった皆さんも是非そちらで体験してみてくださいね。