



今回の子育てcafeは太陽の園の言語聴覚士の先生をお招きして、話すことと構音(発音)すること、吃音がみられたときや構音(発音)の聞き取りにくさへの対応について学びました。
太陽の園は各種支援を行っている総合施設です。
登別にあるのぞみ園にも出向し支援を行っています。
ことばの発達は、心(感情)と体が相互に関係しながら発達していく。
・耳の準備、音がよく聞こえ、聞き分けられること
・周りに伝えたい気持ち、痛い、うれしい、悲しい等の感情
・声がよくでること
・唇や舌がよく動くこと
ことばを話す大切な土台となるもの
『聴覚や視覚』『口の筋肉などの感覚』『運動能力の発達』
ことばは、理解が先で、そのあとにお話が出来るようになっていく。
例:ごみ捨ててきて → 理解して行動する
「話す」以外の身振り、仕草、声、表情等はどうかなどを確認する。
ルールを覚える、理解する、表現する力が育っているかを知り対応する。
・その子が受け取れる量を超えると雑音で終わる
・知識として身につくのは、自分なりに受止め、咀嚼し、理解できたときだけ
・場面とことばの意味がセットで結びつくように伝える。短く、簡単なフレーズを使う。
例:ばいばい → 手をふる → お別れの挨拶
●吃音とは
・発語の段階での障害
・随伴症状~体にでる症状、本人の意思とは無関係に起こる
例:「お、お、お、おはよう」 音の繰り返し
不安や緊張などの環境の変化を受けやすい。
声に出して話していなくても、頭の中で話しています。
頭の中で考えたことを話すときに吃音が起こると言われています。(無意識に行われる行動)
過ごしやすい環境を作りスキンシップをとるなど落ち着ける環境を整えていきましょう。
お子さんがおしゃべりを楽しむことが一番大切です。