








今回は子どもと大人の献立作りのコツ、そして健康管理について教えてもらいました。
まず始めに、子どもの食に対する現状と自身の嫌いな食べ物は何か、いつ頃から嫌いになったか、どこが嫌かを聞きました。
子どもの現状については、好き嫌い・決まった時間にまとまって食べない・献立に悩むなどありました。
自身の嫌いな食べ物についてはそれぞれ違いましたが、理由に関してはある程度共通点がありました。
味、におい、食感、見た目がダメ、嫌な思い出がある。
子は経験がないから味や食感で嫌になることがあるが、味の経験を重ねることで味を楽しめるようになります。
●幼児期に特に摂りたい栄養素
『エネルギー・たんぱく質・カルシウム・鉄分』
特に将来の健康も考えて積極的に摂らせてほしい食品はカルシウムと鉄分を含むもの。
カルシウムや鉄分入りウエハウス等のおやつで栄養の補助をするのもいい。
●美味しく食べるための条件
『食の経験』『食の環境』『心身の状態』
・子どもが100%絶対食べる定番を作っておく
・親が子の食に合わせない方がいい。大変だし、美味しそうと思わせる機会がなくなる
・自身に余裕があるうちに同じ食材を使い違う調理法・味付けを考えて子が食べられるのを見つける
・みんなで食べると美味しいと思わせる
※1回駄目でも諦めずにストレスにならない範囲で工夫してみましょう。
●献立つくりのコツ~バランスの良い食事
・主食:0~2歳80~120g目安(ご飯・パン・麺類)
・主菜:手のひらに乗る量1食分(卵・肉・魚・大豆製品)
・副菜:両手いっぱいに乗る野菜が1食分
湯で野菜は片手いっぱいに乗る量が1食分
副菜は『温』『冷』を用意する。(野菜・芋類・海藻・茸類・果物)
一週間の主菜を決めておく。
例:(月)肉 (火)魚 (水)麺 (木) 魚 (金)肉 (土・日)残り物等
献立例
・ホッケのパン粉焼き(主菜)
・白滝と切り干し大根とさつま揚げの煮物(副菜・温)
・ブロッコリーと筍のおかか和え(副菜・冷・緑黄色)
・キウイフルーツ(副菜)・無糖ヨーグルト(汁物)
最後に生麩で作ったおやつを試食しておススメの料理本を紹介してもらいました。