今回の子育てカフェは管理栄養士さんに来ていただきました。
まず始めに嫌いな食べ物は何か、いつ頃から嫌いになったのかを皆さんに聞きました。
嫌いな食べ物についてはそれぞれ違いましたが、理由に関してはある程度共通点がありました。
味、におい、食感、見た目がダメ。他にも悪阻中や給食時の辛かった記憶が関係しているのもありました。
新生児から青年期(思春期)までは主に親が食を管理しています。子の食習慣を形成しているその時期にあった食べ物を与えないと発育に影響したり、口の動き発達に関わってくることもあります。離乳食の失敗→上手く食べられない・噛めない
味蕾細胞は大人も子どもも変わらない。味の経験を重ねることで味を楽しめるようになります。薄味から始めて味覚を覚えるよう段階を踏みましょう。
●代替え食品を賢く取り入れるコツ
魚嫌い→鶏・豚・牛肉・大豆製品・卵・牛乳を食べる
肉が苦手→魚、大豆製品・卵・牛乳を食べる
※魚も肉もコショウ、しょうゆなどで下味をつけたり、クリームや片栗粉でとろみをつけると臭みが消えて食べやすくなる。魚はバターもいい。
野菜が苦手→食べられる野菜を食べましょう
※刻んだり柔らかく煮込んでしまえば、見た目や独特の味が分かりにくくなって食べやすくなる。
牛乳が苦手→チーズ、ヨーグルトを食べましょう
※ホワイトソースやスープなど料理に取り入れると牛乳のくさみがなくなって食べやすくなる。
※1回駄目でもあきらめずに形や見た目を変えて出す。
食に興味を持つように盛り付けを楽しくしたり、お手伝いしてもらう等工夫しましょう。
食の味付けや時間によって身体を害したり、肥満になるたんぱく質が出たりします。
ストレスを溜めたりや我慢し過ぎもよくない。バランスのいい食事を心に留めておき達成しやすい小さな目標立てて取り組みましょう。
少しづつステップを踏むことによっていい方向に変わっていきます。