子育てカフェ「コミュニケーションワーク〜いつもと違う目線から」

今回は、富岸子育てひろばの白川美穂を講師に、普段と違うコミュニケーション方法を、様々なワークを通して実践しました。

◯自己紹介

 自己紹介では、〇〇のとなりの△△のとなりの□□ですという風に、どんどん名前を足していく名前の足し算で、参加者さんの名前を覚えていきました。

◯ゲームを通したコミュニケーション

 フルーツバスケットやニョキニョキゲーム、アイコンタクトキャッチボールを行い、言葉を使わずに相手の行動を察したり、呼吸を合わせて行動する体験をしました。

◯共通項探し

 二人で向かい合い、会話を通したコミュニケーションで共通項を3つ見つけます。一度使った項目は使用せず、3つの共通項が見つかったら相手を変え、最後は全員の共通項探しを行いました。進むにつれて、新たな共通項のキーワードが見つからず苦戦する場面もありましたが、普段使わないワードでもコミュニケーションがとれるということを発見できました。

◯紙タワー作り

 それぞれが意見を出し合い、相手の意見に賛同したり、よりよいアイデアを出し合いながら試行錯誤で高く積み上げていきました。

◯目隠しウォーク

 一人が目隠しをし、もう一人が言葉で誘導して階段を昇降したり、障害物のある所を言葉を使わずに誘導しました。どう言えばわかりやすいか、どう行動すれば相手に伝わるか、相手の立場になって考えながら行動しました。

◯声かけの練習

 自分の短所やいつも言ってしまって後悔する言葉をあげ、それに対する対処法をみんなで考え、意見を出し合いました。例えば、

 考える時間が長い→慎重、じっくり考えられる

 あせってしまう →行動が早い!すぐに動ける人

良い方に思考をずらしていくことが大切。

 コミュニケーションがうまくいかないと実力が発揮できなかったり、周りの空気を読まず、自分本位になってしまいます。コミュニケーションの対処法は発想を変えること。相手を見る、観察する、行動や態度を読み取って動くことが大切だということをお話ししていただきました。

「子どもとばかり接していて、言葉が全然出ない。言いたいことが出てこない。使わないと忘れていくんですね。」と話されている参加者さんがいました。

 いろいろな方とのコミュニケーションの重要性を改めて考えさせられました。  今回の子育てカフェで、言葉で伝えることの難しさ、言葉を使わずに伝えることの難しさを実感しました。いろいろな方とのコミュニケーションがうまくいくように発想を変え、良い方に思考をずらしてみてください。

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