子育て応援隊

木田 貴浩さん

公益財団法人 北海道YMCAチャイルドケアセンター ディレクター
relationship with tonco子育てcafe講座講師(2022年1月)

Society5.0時代における​教育の考え方

1月の子育てcaféでは、Society5.0時代における教育の考え方~子どもの可能性を広げる~というテーマでお話しさせていただきました。Society5.0社会に求められる力の3つの要素どのように育んでいくかと、学校教育・家庭教育・社会教育の教育方法をバランスとることの大切さに触れました。教育は、私たち親世代が経験してきたものから変化してきています。子どもたちが成長するにつれて様々な教育を私たちも学んでいかなければなりません。
教育方法はたくさんありますが、そのベースとなる土台には親からもらう『言葉』という大事な栄養素が必要です。今、乳児・幼児の子どもたちにはたくさんのいい言葉をかけてあげてください。二重否定や乱暴な言葉を与えないように、その子にとって必要な言葉を必要に応じてかけてあげましょう。
ICT化が進む社会で必要なものは、プログラミングのスキルではありません。様々な経験の中で、答えを導くために必要な引出しをたくさん持つことです。正しい言葉と様々な経験を子どもたちに与えられるように考えていけたらいいのではないかと思います。子育ては様々なことに悩むと思いますが。大変の先にある成長という喜びのために子どもたちに真摯に向き合っていきましょう。