モモンガくらぶ

自然活動支援

 

野外教育の現場から、社会をプロデュースする

 野外教育という課題解決のための手法は、教育分野を基にしつつも期待される領域は広がっています。
HOPE では、アウトドア・ソーシャルソリューション(※)の理論と手法の視点を学びます。
※「アウトドア・ソーシャルソリューション」とは、野外教育をコアスキルとして、地域の課題を理解し解決すること。

    

HOPEは、「活動指導」「事業運営」「組織経営」の3つの観点から野外教育指導者のステージを4つに分類しています。

 

運営体制 北海道アウトドアプロデューススクール運営委員会
青木 康太朗(國學院大學准教授)
正武家 重治(小学校教諭)
田中一徳(國學院大學北海道短期大学部准教授)
増田 敦(専門学校 三育学院カレッジ)
山田 亮(北海道教育大学准教授,日本野外教育学会理事)
吉元 美穂(NPO 法人モモンガくらぶ事務局長)
※ 五十音順
講習場所 登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山
運営 NPO法人登別自然活動支援組織モモンガくらぶ
http://about.npo-momonga.org/
対象 野外教育指導者を目指している方
開講コース

●アウトドアインストラクターコース

(NEALリーダー資格取得およびNEALインストラクター養成講習受講に必要な要件を修了可能)

 

HOPEアウトドアインストラクター(活動指導者)養成コースの概要

  基礎講習会(8日間プログラムー無雪期・積雪期)受講 + 指導実践演習 → インストラクター認定

 

●目指すスキル

・教育を目的とした自然 体験活動のアクティビティを指導できる力

・ファシリテーションと対象者理解ができる力
・基礎的なファーストエ イドが対応できる力

●学びのポイント
・地域資源を生かしたプログラムを企画・指導できる能力を高める
・活動や指導場面でのリスクマネジメント能力を高める
・野外教育の理論と現場の動向を学ぶ
●コースの特色
・北海道ならではの様々なアウトドアを体験します
・全3 回の講習会の参加で、NEAL リーダー(登録費用別途)の資格取得、さらに、次のステップであるNEAL インストラクター養成講習受講に必要な要件を修了することができます。
・講座受講後は、継続的にスキルアップをサポートします
・企画立案・プログラム作成~実施・ふりかえり・評価までの一連の流れの中で指導する機会が組み込まれています

 

HOPE誕生の経緯

 

 自然から学ぶことは、人が人として生きていく上で重要なことばかりです。様々な気づきを提供してくれ、生命の元を伝えています。野外教育は自然を知るきっかけづくりを促進し主体的な活動を展開する、いわば人の成長にとって基本的なスキルや考え方、姿勢につながるものです。昨今、社会は、少子化・都市化の進展により、子どもたちは画一的な社会能力、つまり多様なものとコミュニケーションをとる意欲や機会に乏しく、外遊び等の不足による体力・筋力の低下等の課題が表面化しています。そして、それらが将来的な情緒をはじめとした精神面や集団の中で発揮するリーダーシップの問題とも関連性が指摘されています。このような中にあって、人格形成の場として有効な野外教育の意義はますます高まってきていると言えます。また、様々な活動現場では、活動そのもののコーディネートにとどまらず、多様な主体と協働関係を築きながら地域経営を担う中心として成長すること、その期待感は日増しに強くなっていると言えます。

 北海道アウトドアプロデューススクール(以下、HOPE)は、野外教育業界のさらなる飛躍への願いを込め、現状を見渡した時にあったようでなかった指導者の「学びの場、チャレンジできる場」を創るべく有志が集まり開設をいたしました。そのため、HOPEの指導者養成の特色は、指導実践に重きを置き、将来、各地域で活躍できる高い指導力・経営力を有する野外教育の起業家の育成を目指しています。また、アウトドアマネジャー養成コースの受講生には、起業に必要な資金面や活動環境等の支援を行い、志ある人材を社会へ送りだしたいと考えています。
自然について伝えたい方、野外教育に携わりたい方、地域づくりに貢献していきたい方等、多くの志ある方と出会いの場を創出し、学びの場を深めていきたいと考えています。是非多くのみなさまのご賛同・ご参画をお願いいたします。

 

過去の活動は以下をご覧ください。

● 2018年度活動報告 (2018年9月29~30日、12月22~24日、2019年1月12~14日)

● 2017年度活動報告 (2017年9月16~18日、12月9~10日、2018年1月12~14日)

● 2016年度活動報告 (2016年9月、2017年1月、2月)

● 2015年度活動報告 (2015年8月3日~8日、7泊8日)

● 2014年度活動報告 (2014年8月5日~11日、6泊7日)

 

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